ポメラニアンは日本ではお馴染みの犬。
近年、登録犬種TOP5に入ってきている犬です。
フワフワの綿毛のような毛に覆われ、
一見ずんぐりとした丸い体型を持っており、黒目が大きく、愛らしい犬です。
足が短く、歩く姿も可愛く、人気犬種らしい気品ある姿をしています。
人気を呼んでいる理由がいくつかありますが、
少食で餌代がそんなにかからないこと、排泄物が少ないこと、
頭が意外とよく、理解が早いなどなど。
欠点としてよく上がるのが無駄吠え、噛み癖などでしょうか。
しかし、いずれも躾にて回避できます。
顔も愛らしいのですが、キツネに似た顔のポメラニアンもいれば、
ベビードール風、3色スミレの形のような顔を持つポメラニアンもいます。
同じポメラニアンでも多少、顔に系統があるということですね。
人間でもゴツイ顔系統、ノッペリ顔系統などという表現がありますが、
そのようなものでしょう。
スピッツに似ていますが、元々、スピッツ系のサモエドという
ソリ引き・牧羊犬を祖先にもっていると言われており、
現在のスピッツ種の中では世界最小となっています。
改良が進んでいない最初の頃は体重が13.6Kgもあったといいますが、
現在のポメラニアンの基準となっている大きさは
■体高 オスが20-25cm メスは20-25cm
■体重 オスは1.8-3.2kg以下メスは1.8-3.2kg以下
随分、小型になりました。
豊富なカラーもポメラニアンの魅力です。
黒、茶、チョコレート、レッド、オレンジ、クリーム、
オレンジ・セーブル、ウルフ・セーブル、ブラック・タン、
ビーバー、ブルー、ホワイト、パーティ・カラー。
ペットブームの初期の頃から人気を得て、
今でも安定した人気を保ちつづけているポメラニアン、
その魅力と役に立つ情報をご紹介していきましょう。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
ポメラニアンは個体差をあれど、
一般的に陽気で明るく、好奇心が旺盛です。
遊び好きで、よく動き、飼い主への愛情は深い犬だといわれます。
ただ、気の強い性格をもっており、
他の犬との引き合わせはワンクッション置いてから
馴染ませる方向のほうが良いと言えます。
よく吼えるので、番犬としての性格は申し分ないですが、
子犬の頃に躾を行わないと無駄吠えが多くなるので、
これは気をつけた方がいいですね。
興奮しやすい性格なので、お子さんがまだ小さい内は
ちょっとした気構えが必要かもしれません。
時にポメラニアンが頑固に見えるのは独立心が旺盛なためであり、
決してわがまますぎる…という事ではありません。
マイペースがわがままに見えたりすることもありますが、
基本的に飼い主がリーダーシップをしっかりとって育てれば
問題は発生しにくいといえます。
逆に自分を強く持つ犬種ですので、飼い主が甘やかすと
噛むクセがでたり、権勢症候群にかかりやすくなりますので、
犬との付き合い方は十分、飼う前に情報を入れることが大切です。
目が大きく、被毛がたっぷりで、その可愛い姿をみれば
心がすぐに折れて甘やかしてしまいがちになるポメラニアンですが、
ここは我慢してちゃんと距離を保って躾を行いましょう。
しかし、ポメラニアンに関して過去には
「攻撃的」「神経質」などという更にネガティブなイメージがありました。
これは犬に限らず起こる事ですが、
売れるという目先の利益に飛びついた素人業者の質の悪い繁殖商売の
結果と言えるかもしれません。
こういうナーバスなイメージも、
正しい姿の普及と共に払拭されていくことであると願いたいものですね。
なによりも、近年、登録犬数が増加していることが、
決してそのようなネガティブなイメージに負けていないことを示しています。
ポメラニアンをお飼いの皆様には、十分おわかりになっていることですよね。
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー
ポメラニアンの祖先だといわれるサモエドは、
アイスランドやラップランドの氷原でソリを曵いていたソリ犬であり、
広く人の仕事の補助を担っていた使役犬でした。
サモエドもまた、フワフワの毛に覆われた犬種で、
愛らしい顔をしていますが、
ポメラニアンもその姿をまさに小型化したといっても過言でないほど
イメージはよく似ています。
その名の由来ですが、ポメラニアンという名は
イギリスそう呼ばれたのが始まりであり、
繁殖地であるドイツの「ポンメルン地方」を英語読みしたよび方です。
当のドイツでは、実は今もポメラニアンの事を
「ポメラニアン」と呼ばずに「ツヴェルクシュピッツ」
つまり「小さなスピッツ」と呼んでいるという話です。
セレブが好む犬…という呼び方もされる犬ですが、
かつてマリーアントワネット、モーツァルトという
歴史的な人物にも愛されていた事がその理由の一つです。
そして、なんといっても一国の女王に愛されたのが
ポメラニアンにとっての輝かしい歴史の1ページかもしれません。
1888年にイギリスのビクトリア女王がイタリアでポメラニアンを贈られ、
女王はことのほかこのポメラニアンを可愛がりました。
そして、女王が第一回のクラフト展(ドッグショー)に
自分の愛犬ポメラニアンを出したことから一気に知名度があがり、
現在の人気につながっています。
日本では明治〜大正にかけてはいってきました。
高度成長期、多くの世帯がペットを飼うという余裕の出始めた頃に
お座敷犬という小型犬が流行りましたが、
その時にポメラニアンはマルチーズ、ヨークシャテリアと共に
愛玩犬TOP3としての人気を得、ペットブームを作り出した犬です。
そして、今も根強い人気を保つ愛玩犬なのです。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
○ポメラニアンの夏の体調管理
ポメラニアンは夏に弱い犬種ですが、
それを心配しすぎてのエアコン三昧はよくありません。
これはかえって体調の不良を招きます。
鼻の先が乾燥して抵抗力が落ちる場合があり、
風邪をひきやすくなってしまいます。
涼しい家の中だけで過ごすと季節感を失い、
長いオーバーコート、アンダーコートが生えて
冬の毛になったりという事もあるようですので、
外気に触れさせることは必要です。
夏場は体調が崩れやすくなるので、
食事共に飼い主さんも管理をしてあげましょう。
○流涙症
涙が止まらずに、ずっと目がぬれていたり、涙が流れている状態です。
目の下がクマのように色が変化していたりすることを
「涙やけ」と呼ばれているのですが、
これは涙によって色が変化した状況です。
ポメラニアンなど、よくみられる症状です。
目はいつも涙で保護されてはいますが、
通常は鼻のほうへ流れていきます。
これができずに目の外へ溢れてしまうことで
目の周囲の色が変わってしまうのですが、
この場合鼻の病気、目の病気や、機能の低下などの原因が考えられます。
重症になると痒みのために前足などでひっかくようになります。
そうなると結膜炎などに進行していく場合があるので、
これらの症状があればまず獣医師に相談するのが一番いい方法ですね。
目薬の投与によって改善される場合もありますので
なるべく早く解決へと動いてあげましょう。
○肥満
これもポメラニアンには大敵ですが、肥満となると骨が弱くなります。
それからポメラニアンの特徴ともいえる毛の質の低下を招きますので、
ウェイトコントロールは重要です。
オヤツなどは適量を把握しましょう。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア